仙台・泉区の自律神経失調症「自律神経失調症と操体法のその後」

仙台市泉区の女性専用サロン 整体&ヒーリングサロン ichirinです音譜

いつもお読みいただきありがとうございます!

    

5月23日から本日6月16日まで、10回通って頂いたクライアントのK様。

自律神経失調症の症状で10年。

病院も行かず薬も飲まずどうにかやり過ごしていたけれど、とうとう動けなくなってきたのでご来店されました。

10回整体(操体法)で通われ、その間も薬など一切飲んでいません。

そんなK様が「随分動けるようになってきました~!」

と、久々に美容室に行ったことを報告してくださいました(^^♪

自律神経失調症の症状

先月初めてご来店の際に出ていた症状は数多く、自律神経失調症の症状とは関係ないかもしれませんが、明らかに自然治癒力が機能してない状態でした。

 

・めまい

・吐き気

・火照り

・足のしびれ

・腰痛

・胃もたれ

・坐骨神経痛

・首痛

・腕のだるさ

・頭の重さ

・目の奥の疲れ

・頭ののぼせ

・温度調節ができない(発汗や急な冷え)

・顎関節症

・顔のひきつり

・震え

 

これらの症状を抱えて大変辛そうなご様子でした。

 

 

ストレスと自律神経失調症

自律神経失調症の原因は、生活リズムの乱れ、食生活の乱れ、そして過度なストレスが考えられます。

K様の場合、お話を聞いていると子育てのストレスがあったようです。

 

いう事を聞かない。

反抗する。

旦那様が単身赴任なので、父親の役目もしっかり自分がこなさなければと一生懸命頑張っていたようです。

 

沢山お話をしていくうちに、子供への接し方についても何度もお話し、

カードリーディングなどでアドバイスもさせていただきました。

 

何かや誰かに対するストレスとは、自分の価値観、思い込みによるもの、というお話もしました。

こうしなければならない、

こうであるべきだ、

そして心配が故の口出し。

ダメな事はダメと教えなければならない母としての責任と、

お子さんを信じてそっと見守りたいという思いの中での葛藤が凄かったようです。

 

ですがやはり身体の症状に現れるということは、

過度の心配や怒りをため込んでる場合があります。

 

身体にでるという事は、誤った思考癖のサインかもしれません。

自分が作った思い込みに自分が縛れないように、どこかで気づかなければいけないのです。

 

今回お話して方向性がこの一カ月で定まったようで良かったです。

自律神経失調症の治療経過

K様の場合は、腰とお腹の固さが際立っていました。

皮膚の遊びがない状態でぴったりと筋肉と癒着しているようでした。

 

毎回行ったのが、膝倒し操法です。

腰から股関節回りを緩ませて、お腹も緩める操法を毎回行いました。

 

また、前腕の癒着と鎖骨下のコリを徹底的に剥がしていきました。

 

そして最後に揺らし操法を必ず取り入れました。

毎回すごく気持ち良くて寝てしまうそうです。

交感神経が優位の症状が、揺らすことで副交感神経が優位になりリラックスできます。

 

連日ご来店頂き、7回目には座骨神経痛や脚のしびれは完全になくなり、

本日は頭の重さと首痛、足のむくみの症状のみとなりご来店されました。

 

首の痛みは、背中の皮膚をずらす操法と腕の剥がしで消えました。

自律神経失調症と自己治癒力

自律神経失調症のような不定愁訴に悩まされている方は特にわかると思いますが、薬に頼りたくなる辛い症状が重なります。

でも今回のK様の様に、身体のバランスを整えることから改善されるケースがあります。

10年間続いた不定愁訴ですから、1カ月で完治とはなりませんが、1カ月薬を飲んで症状を隠すのと、1カ月真剣にお体をメンテナンスして過ごすのとでは、

ご自身のもつ生命力=自然治癒力のパワーが断然違ってきます。

K様の場合は、自分で自分を治せるということを体が思い出してきたのです。

お腹のマッサージもさせていただきましたが、お腹が頻繁に鳴り、外からの刺激で目を覚ますかのようでした。

少しだけ私がスイッチを入れてあげることで、あとはもう神秘の生命力が発動してくれます。

 

今日は元気になったK様の表情が見れて大変うれしく思いました(^^♪