仙台・泉区の自律神経失調症整体「自律神経失調症と操体法」

仙台市泉区の女性専用サロン 整体&ヒーリングサロン ichirinです音譜

いつもお読みいただきありがとうございます!

 

今日は、自律神経失調症気味の方がホームページを見つけてきてくださいました。

多くの不定愁訴を抱え、動くのもいっぱいいっぱい。

肩コリ、首コリ、顎関節症気味、座骨神経痛、腰痛、股関節痛、更に手足のしびれまで抱えていました。

 

お電話からとても丁寧な方で、今まで真面目に頑張って生きてこられたんだなぁというのが伝わりました(^-^)

実際お会いしてみると、やはりとても優しく真面目で頑張ってしまう方という事が見受けられました。

10年くらい自律神経失調症気味で、動悸や体温調整もうまくいかないとのこと。

 

私も同じく自立神経が乱れた時期を経験したことがあるので気持ちがよくわかりました。

酷い肩こり首コリ、だるさ、動悸・・・本当に動くのもやっとなんですよね(:_;)

 

二人の多感なお子さんを抱え、どうにかだましだましやってきたようですが

もう限界と思って今日来てくださいました。

自律神経失調症と顎関節症

 

自律神経失調症の方は、どうしても肩・首・頭が凝り固まってしまいます。

逆に言えば肩・首・頭が凝り固まっているから不定愁訴が起こる、とも考えられます。

そして顎関節症と併発する方が非常に多いのも特徴です。

 

クライアントのK様も、寝ながら歯ぎしりをしたり、口が大きく開かない状態でした。

嚙み合わせの不調和で首がこり、そのせいで骨盤が歪んだり、腰痛になるケースがあります。

噛み合わせや顎関節症の治療も平行しながらの整体がオススメです。

 

自律神経失調症の方の治療

 

私も経験していてわかるのですが、体のこわばりはなかなか自分ではとることができず、

マッサージをしてもらったりすると肩の力がスーッと抜ける様な感覚になりました。

自律神経失調症の方だから、というのは特になくいつものように

「身体の調和を図る為に、身体のしたい動きをさせてあげる」

を基準にしていきます。

 

とにかく不調和が生じているから病気というサインが現れる。

いらない歪みを正すことが、全ての症状の改善の第一歩になります。

股関節の可動域を広げる

 

坐骨神経痛になってから股関節も痛く、足もしびれるそうです。

案の定、ベッドに腰かけてもらい膝を天井に向けてゆっくり上げてもらうと

痛みで両足が3センチくらいしか上がりませんでした。

 

そこで鎖骨下の筋肉を骨から剥がしていきます。

ここはストレスに関係するところであり、股関節が緩む箇所でもあります。

そこまで固くもなく、痛くもなく・・・でしたが、ある程度剥がすと両足が15センチ程スムーズに上がるようになりました。

 

骨盤の歪みの調整

 

腰かけて足の様子を観察すると、足の長さが違うのが見て取れました。

仰向けで寝てもらい、両膝を立たせた状態で膝の高さも違います。

これを、膝倒し操法や、つま先上げ操法などで、痛い動きは避け、気持ち良さを味わいながら動いてもらって足の長さが均等になりました。

均等になりながら、腰が痛くて膝が倒せなかったのに痛みが消え、クライアント様もびっくりです。

 

肩周りの調整

 

右の腕が上がりずらいとのことですが、両方共固かったので関節に圧を封じ込める操法をしました。

微々たる圧で関節が正常な位置に戻ってくれるのです。

更に、腕を捻りながら少し回してあげると、自発動のスイッチが入り、身体が勝手に動きを作り腕が回り出しました。

私はそれにただついていくのみ。

「今のご自分で動いていたの気づきましたか??」

と聞くと

「ええええええ~~~~~??!!」

とかなり驚かれ、上げ辛かった重い右肩もスイスイ上がり、

「ええええええ??」

と不思議がっておられました(^^♪

自律神経失調症と首コリ

諦めていた首の痛みが消えた!

 

仰向けで一通りやって首を確認してもらうと痛みが変わらない箇所がありました。

次は座位で気になる所を触っていき、確認してもらうたび痛みが消えていく現象に!

最終的に、半年間寝違えの様な鋭い痛みを抱えていたのが、

気にならなくなるくらいに動けるようになりました。

 

「首は、もう諦めていたんです!この痛みが消えて本当に嬉しい!」

と言って頂けて、私もとても嬉しかったです(^^♪

 

1つでも「治った!」実感できれば気持ちも明るくなれます。

そこからまた、自律神経失調症を向き合う力が湧いてきます。

首が緩むと、もしかすると歯ぎしりも緩和するかもしれません。

また明日も操体法を受けに来られるので、睡眠に関しても聞いてみようと思います。

 

自律神経失調症と思考パターン

 

10年間という長い歳月、身体は不定愁訴という形で「何か」を訴え続けてきたわけです。

今日も子育ての悩みも聞かせて頂きましたが、

頑張りすぎ、考えすぎ、の傾向があったのでそれに関してもお話させていただきました(^-^)

思考パターンはなかなか変えられない。

私もそうだし、でもこうやって考えると楽ですよ~と伝えさせていただくのが私の仕事でもあります。

お子さんが二人だし、体調不良の焦りや不安もある中で心を穏やかに・・・はなかなか難しいけれど、

焦っても不安でも、そんな自分でもいいやって心から自分の味方になれた時に

心の解放が起こり体調も改善されるような気がします。

 

思考パターンが変えられないときは思考をストップ!

瞑想をしたり運動したり、できるだけ「今」にいれるようにする。

まずはそうやって自分の身体が教えてくれることにしっかり向き合える状態をつくることが大切です。

 

「身体は治るようにできている」

それを知っておくだけでもだいぶ違うかもしれないですね(^-^)